この記事では「ご着用ください」について解説をします。
「ご着用ください」とは?
あるものを身につけるように求める言葉です。
「ご着用」は「着用」に「ご」をつけて、その行為をする人に敬意を表しています。
「ご」を他人の行為を表す言葉につけると、その行為をする人へ尊敬の意を示す表現になります。
「着用」は衣服を身につけることです。
「ください」はある事柄をするように求める意を表します。
「ご着用ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手に何かを身につけてもらいたいときに使用をします。
「ください」という表現を使って、それをするように求めています。
「ください」は「くださる」の命令形で、強く求める意を表すことができます。
その行為をしてもらう必要があるときに使われることの多い表現です。
たとえば、川下りをするとします。
安全に配慮をして川下りを行いますが、万が一のことも考えられるので、ライフジャケットは必ず着けてもらいたいです。
このようなそれをしてもらう必要があるときに、この言葉が使われます。
身につけた方が望ましいけれど、それを身につけなくてもよい場合は、「ください」を使わない表現にしてもよいでしょう。
「ご着用いただけると幸いです」「ご着用していただけますか」などとすると、柔らかく伝えられます。
「ご着用ください」を使った例文
・『恐れ入りますが、○○をご着用ください』
「ご着用ください」の返答や返信
あるものを身につけるように求められているので、そのものを身につけてください。
身につけるようにといわれているものを渡されたときは、それを受け取って身につけます。
自分で用意する必要があるときは、それを用意してください。
持っていないなら購入しましょう。
何らかの理由で身につけられないときは、身につけられない理由を説明します。
事情によっては、それを身につけなくてもよくなるかもしれません。
まとめ
この言葉は、あるものを身につけてもらいたいときに伝えるものです。
状況によっては、あるものを身につけていなければならないことがあります。
そのようなときには、この言葉を伝えてみてください。
