「ご配慮ください」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「ご配慮ください」とは?
「ご配慮ください」とは、何かを遠慮して欲しいときに使えるフレーズです。
「配慮」とは「他人や他の事のために気をつかうこと」という意味で、丁寧語の「ご」「ください」という言葉と併せて丁寧な印象となります。
ですが命令文となりますので自分よりも目上の人や敬意を払うべき相手へ使うことは避けた方が良い表現です。
「ご配慮ください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ご配慮ください」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、社内で大事な来客があり大きな音を控えるよう注意喚起したいとします。
その際、「来客中ですので会話や会議中の音量にご配慮ください」というように使用することができます。
「ご配慮ください」を使った例文
・『個人情報が含まれておりますので取り扱いにご配慮ください』
・『お体の不自由な方にご配慮ください』
「ご配慮ください」の類語や敬語での言いかえ
「ご遠慮いただけますようお願い申し上げます」や「ご配慮いただけると幸甚です」などに言いかえできます。
また「ご遠慮いただきたく存じます」「ご配慮いただければと存じます」なども使用できますので、相手との関係により使い分けましょう。
「ご配慮ください」の返答や返信例
あなたが、相手先から「ご配慮ください」という連絡をもらった場合は、どのように返答すればよいのでしょうか。
場合によっては謝罪のうえ、トラブルになる前に改善するようにしましょう。
『お知らせいただき有難うございます。内容について承知いたしました』
『注意事項について承知いたしました。今後ともよろしくお願いいたします』
まとめ
このように「ご配慮ください」は、何かを遠慮して欲しいときに使用できる言葉です。
ビジネスでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
