「その後お変わりありませんか」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「その後お変わりありませんか」とは? ビジネス用語

「その後お変わりありませんか」とは?

仕事の上での会話やメール文におけるこの語句の使用方法や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。

「その後お変わりありませんか」とは?

このフレーズは、相手の健康状態や日常の様子などに良くない変化がないか、近況を尋ねる際に用いられる日本特有の言い回しです。

このフレーズは、相手に対する敬意や気遣いの表われとして古くから使われている言葉です。

このフレーズの「その後」「前回お会いした時」とか「前回同じように尋ねた時」から、それ以降について尋ねていることを表わします。

「お変わり」とは「ネガティブな方向で変化していないか安否を尋ねるための言葉です。

対象としているのは健康だけでなく、仕事や家庭などプライベートなことも含まれますが、聞き手からは特に限定せず、どの範囲までを対象にして答えるかは相手側の判断に委ねる聞き方になっています。


「その後お変わりありませんか」の仕事の上での会話やメール文における使用方法や、使うときの注意点

このフレーズは、相手に変化がないのかを確認する語句のため、頻繁に会っている人や遠く離れていてもよく連絡を取り合っている人に聞くのは不自然です。

期間は人にもよりますが、長い間会っていない人や話をしていない人、長い間近況が分らない人などがこのフレーズを使う対象になります。

なお、このフレーズは初対面の人には使用できません。


「その後お変わりありませんか」を使った例文

・『しばらくご無沙汰しておりますが、その後お変わりはありませんか』
・『3年前にお会いした以来ですが、その後お変わりありませんか』

「その後お変わりありませんか」の類語や言い替え

このフレーズの類語や言い替え表現について一例を以下に示します。

カジュアルな表現にする場合は、「お元気ですか」「お変わりないですか」などがあります。

逆に丁寧な表現にする場合は、「お変わりございませんか」「お変わりなくお過ごしでしょうか」などが挙げられます。

まとめ

このフレーズは、様々な場面で挨拶の際に使われています。

使う相手によっても使い分けが必要ですので自然に使えるようにマスターしておきましょう。

タイトルとURLをコピーしました