使い方が分からない、ビジネス敬語もあるものです。
「だからこそ」の正しい使い方と例文、その他の言い回しをチェックしていきましょう。
明日の教養に活かしてください。
「だからこそ」とは?
この場合の「だからこそ」は、以前に話していた内容を強める働きをしています。
「〇〇だと思います。
だからこそ〇〇です」の場合は、ある例を挙げてから、具体的な答えを述べる言い方です。
聞いている相手に訴えかける、強い言葉といえるでしょう。
「だからこそ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ディベートの席でよく用いられているのが「だからこそ」という言い回しです。
言いたいことをダラダラと言うよりも、間に「だからこそ」の区切りの言葉を付け加える方が、メリハリのある話し方になります。
本当に大切なことを力込めて伝えたい時に、取り入れていきましょう。
一方で個人のお客様相手に「だからこそ」を連発すると、選挙演説のように聞こえてしまい、お客様のハートも遠のいてしまいます。
論理的な言い方をすることはとても大切ですが、どの方に対しても同じ言い回しをしないよう気を付けておきましょう。
ソフトな言い方も学んで、優しく聞こえる会話文に調整していきましょう。
「だからこそ」を使った例文
・『首都直下地震はいつ来るか分かりません。だからこそ備えが重要です』
・『超高齢化社会を迎えています。だからこそ地域の助け合いが必要です』
「だからこそ」の類語や言い替え
似ている言い方に「ところが」もあります。
前の文とは反対のことを、伝える時に用いられています。
こちらの期待とは異なる、事実が浮かび上がった時に用いていきましょう。
言い替えに「より良い暮らしになるために」や「お客さまのお困りごとを解消するために」があります。
まとめ
「だからこそ」について解説しました。
正しい使い方を心得ていると、適切な行動が取れるようになります。
明るい社会人生活につながる、大人のビジネスマナーを身につけていきましょう。
