「一生の宝物」はビジネスシーンに限らず日常会話でもよく使われる表現です。
詩的な雰囲気が感じられる言い回しですが、ビジネス用語の「一生の宝物」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「一生の宝物」とは?
「一生の宝物」とは、「人生でずっと大切にしたいと思えるほどかけがえがなく大切なもの」という意味で使われているビジネス表現です。
「宝物」はとても価値が高いものを表す言葉ですが、金銀財宝のような全ての人にとって価値があるものだけでなく個人的に大切なものを指す意味でも使います。
特に個人の記念や思い出になるものは他の人にとって何でもないガラクタであっても当人にはかけがえのない大切な品物です。
他の人にとっての価値とは関係なくその人にとって人生でずっと大切にしたいと思えるほど貴重で大切なもののことを「一生の宝物」と表現します。
命が続く限り大事にしたいと思えるものに対して使う表現でありその品物を手にしたことによる感動や感激、感謝や喜びなどさまざまな思いが込められた表現です。
記念品や貴重品等など形があるもののほか、思い出や記憶といった形がないものに対しても比喩的に使います。
「一生の宝物」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
人生をかけるくらい大切なものに対して使う表現なので軽々しく使うべきではありません。
ちょっと大事に思える程度のものに対して「一生の宝物」と使うと大げさに聞こえてしまいます。
何でもかんでも「一生の宝物」扱いにしていると言葉の価値がすり減り安っぽくなるので、一生大切にしていくと決意できるものだけに使いましょう。
「一生の宝物」を使った例文
・『大谷投手のサインボールを一生の宝物にしている』
・『一生の宝物にするつもりで購入した指輪』
・『仲間とともに過ごした青春時代の思い出は一生の宝物になっている』
「一生の宝物」の類語や言いかえ
「人生の宝物」や「生涯の宝物」は同じ意味で使える表現です。
「かけがえのない宝物」「命の次に大切なもの」といった表現も似た意味で使います。
まとめ
「一生の宝物」は広く使われている言葉ですが本来は重い意味を持ちます。
言葉の意味が軽くならないように注意して使いましょう。
