よく気が使われていることを言い表す時、「細かいところまで」と口にすることがあります。
人に指示を出すことも可能になる表現です。
その使い方や例文など、詳しくお伝えします。
「細かいところまで」とは?
ある物事についての細かな部分に至るまで、注意が行き届いている、気を使われている様子を表しています。
「細かいところまで」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
人に頼んだ仕事が、細部まで気が使われていて感嘆することがあります。
人に細部まで手を抜かぬよう、助言をするような状況もよくあることです。
そのような場面で「細かいところまで」を使うことができます。
これにより細部まで気を使われている状態を説明したり、褒めたり、そうするように指示する使い方ができるでしょう。
説明したり褒めるような時には、この表現の後に「配慮が行き届いていますね」などの意見を続けるのが良いです。
人に促す場合には、「注意して観察してください」など、必要とする行動を含めると良いでしょう。
「細かいところまで」を使った例文
・『この旅館は細かいところまで配慮が行き届いていて感心しました』
・『このポスターは手を抜かず、細かいところまで描くようにしてください』
「細かいところまで」の類語や言い替え
「細部に至るまで」は、細かなところまで配慮が行き届いていることを表します。
「詳細にわたって」は、詳しく細やかなところまで届いていることです。
「綿密に」は、隅々あまで注意が行き届いていることを表します。
「細心の注意を払って」は、細かいところまで心を配り、気を付けることです。
「こまめに」は、細やかでまめまめしく働く様子を表します。
「懇切丁寧に」は、細かいところまで注意が行き届いて、非常に手厚くて親切なことです。
「徹底的に」は、手を抜かず、どこまでも一貫して行うことを表しています。
「隅から隅まで」は、ある範囲で、端から端までに意識が向けられていることです。
まとめ
細部まで気が使われる状況などを言い表せるのが、「細かいところまで」との表現です。
これを用いて人を褒めたり、何かを指示するなどの用法ができます。
自分に対しての気遣いに感動をした時にも、これを使って表現してみてはどうでしょうか。