「記録として」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「記録として」とは? ビジネス用語

ここでは「記録として」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「記録として」とは?

「記録として」は、それが記録に残っている、またはこれから残ることになるという用い方になります。

例えば、何かのスポーツ競技において、「これまでの記録としては、55メートルが最高となっています」のように使った場合、その競技では55メートルがこれまでの最高記録だと言っており、「ここでのタイムはきちんとした記録として残ります」と用いると、ここで出したタイムはきちんと残る記録になるという意味で使っています。

この手の使い方をするために使われている表現です。


「記録として」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「記録として」は、先に挙げたような2つの使い方があります。

その後者のそれが残る記録になるという用い方の場合、「これまでの記録を超えた場合には、新記録として残ります」などと用いることも多く、この「新記録」は、今までの最高記録を超えて新たなそれになる場合に使われます。

スポーツの類いだけでなく、「記録」という使い方ができる対象であれば、使うことができるため、「今日のこの暑さは、ここ数年での最高記録として残るほどだったらしい」のように用いられる場合もあります。


「記録として」を使った例文

・『今までの記録としては、5分25秒が最高となっており、ここ3年ほど破られていません』
・『確認したところ、先ほど出したものが新記録として残ると聞いて驚いています』

「記録として」の類語や言い替え

・『記録に』
こちらも同じ使い方ができる表現で、「記録に残っています」と用いたり、きちんとしたそれになるといった使い方で、「これは記録に残ることになります」「ここで出したタイムは公式記録になります」などと用いても構いません。

そのため、どちらを使ってもそれほど変わりありませんが、「記録として」の方が少し堅い表現になると考えてください。

まとめ

「記録として」は、記録に残っているものを指したり、これからそうなるという使い方をするための表現です。

前者は「これが記録として残っています」などと用いた場合で、後者の時には「これは記録として残ります」のように使われています。

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