ここでは「○○日までにご連絡をいただきますようお願いいたします」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「○○日までにご連絡をいただきますようお願いいたします」とは?
「○○日までにご連絡をいただきますようお願いいたします」は、○○とした日付までに連絡が欲しいと伝えている表現になります。
はっきりと期限を決めているため、強めに相手にそれをお願いすることになるので、それまでにその相手からの連絡がないと困るという場合に使われます。
該当の○○日までにどうしても連絡が欲しいということを伝えるにしても、最初からこの表現を使うのは少々印象が悪いため、まずは間の部分を取って、「○○日までにご連絡をお願いいたします」などとするものです。
それに対してしばらく連絡がない、忘れているのではないかと思ったような時に、この「ご連絡をいただきますよう~」という表現を使い、再度同じことを伝えるという用い方をされることが多いです。
「○○日までにご連絡をいただきますようお願いいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「○○日までにご連絡をいただきますようお願いいたします」は、それをしてくれないと困るというニュアンスが多分に含まれています。
よって、先のようにいきなりこのように使うのは失礼になる場合が多いので、一度同じ連絡をしていて、それに反応がない、そろそろ○○日までに期日がないといった時になって初めてこのようなきつい表現が使えると考えてください。
特にビジネスシーンでは、その相手との今後の関係に支障が出てしまうことまで考えた上で用いる必要があり、見た目は丁寧にも見えますが、必ず○○日までに連絡をするようにという解釈になると分かった上で使ってください。
尚、「○○日までにご連絡をいただ“け”ますようお願いいたします」と、途中の「き」を「け」にした使い方を見ることがありますが、そちらでも間違いではなく、その連絡を求めて主にメールで使うことになります。
「○○日までにご連絡をいただきますようお願いいたします」を使った例文
・『この前にお知らせした内容につきまして、○○日までにご連絡をいただきますようお願いいたします』
・『そろそろ期日が迫っておりますので、必ず○○日までにご連絡をいただきますようお願いいたします』
「○○日までにご連絡をいただきますようお願いいたします」の類語や言い替え
・『○○日までにご連絡賜りますようお願い申し上げます』
同じ意味で丁寧にした表現になります。
こちらの方がきつさがそれほどないため、その日までにどうしても連絡が欲しいと強く言いたい時に「○○日までにご連絡をいただきますよう~」の代わりに用いると、幾分マイルドにそれを伝えることができます。
まとめ
「○○日までにご連絡をいただきますようお願いいたします」は、強くその相手に○○日までに連絡して欲しいと伝えるために使う表現です。
少々きつい表現になってしまうため、使う際には相手との関係なども十分に考えた上で用いるようにしてください。
なるべくならこのようには使わず、類語として挙げた方が用いた方がいいかも知れません。