使い方が分からないフレーズがあると、戸惑うものです。
「〇〇さんをはじめ皆様」の適切な使い方と、類語をチェックしていきましょう。
「〇〇さんをはじめ皆様」とは?
送別会のひと言によく用いられるのが「〇〇さんをはじめ皆様」です。
「〇〇さん」の部分には、その会社の顔となる方、お世話になった社長や部長、そして指導してくれた先輩の名がはいります。
そのため「〇〇さんをはじめ皆様」で「〇〇さんを筆頭にした、多くの方々に」という意味があります。
大勢の方にこれまでの毎日の、感謝の意を述べたい時に取り入れていきましょう。
「〇〇さんをはじめ皆様」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
会社を退職する時、あるいは子会社から本社に戻る時のご挨拶文として使えるのが「〇〇さんをはじめ皆様」にあたります。
送別会の席で会を開いてくれた方たちに、明るくお礼を伝えることができます。
暗いトーンで話すとせっかくの良い言葉に水を差してしまうので、スマイルを忘れずに、ひと言ひと言に心を込めてお伝えするといいでしょう。
また「〇〇さんをはじめ皆様」の「〇〇さん」はその会に参加している、一番えらい方の名前を入れておくのがベストです。
大勢の方の前では、一番役職が上の方に花をもたせ、明るい雰囲気の文にしていきましょう。
「〇〇さんをはじめ皆様」を使った例文
・『鈴木部長をはじめ皆様方には、大変お世話になりました』
・『広報課の方々をはじめ皆様には、とても良くしてもらいました』
「〇〇さんをはじめ皆様」の類語や言い替え
似ている言い方に「〇〇さんをはじめとする皆様方」もあります。
「はじめ」を「はじめとする」と修正しているので、落ちついた文に見えるでしょう。
ビジネスメール文でも使いやすい、上品な言い方です。
言い替えに「在職中は社内の皆様に良くしていただき」や「社内の皆様に温かいサポートをしていただき」があります。
まとめ
「〇〇さんをはじめ皆様」について解説しました。
多くの方の前で、感謝を述べる時のフレーズです。
その他の言い方も学んでおき、できる社会人を目指してください。