人に連絡を入れる時の表現には、「〇時頃にお電話させていただきましたが」があります。
これは不在に関わるものですが、使う際に注意すべき表現です。
その用法や注意点などが何かを確かめてみましょう。
「〇時頃にお電話させていただきましたが」とは?
ある時刻に相手方に電話をしたとの意味の表現で、連絡が付かなかったのでメールを入れたなどの行動を伝える際に使われます。
「〇時頃にお電話させていただきましたが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ある人物に◯時頃に電話をしたけれど、連絡が付かなかったという状況はあります。
その際に取り急ぎメールで要件を伝えるなどの行動を取るにあたり、「◯時頃にお電話させていただきました」を用いるのが可能です。
これによって連絡が付なかった状況を説明したり、要件を進めることに役立つでしょう。
用いる場合は「ご不在のようでしたので」などと相手の状況について述べることができます。
またこの後に「メールにて失礼いたします」のように、対面ではなくメールの形になって申し訳ない気持ちを伝えることも良いです。
注意すべきは「させていただく」のところになります。
これは相手の許可を得る形ですが、本来は連絡に許可が必要ないにも関わらず、この表現を使うと違和感が出ることに気をつけてください。
「〇時頃にお電話させていただきましたが」を使った例文
・『◯時頃にお電話させていただきましたが、ご不在のようでしたのでメールにて失礼いたします』
・『◯時頃にお電話させていただきましたが、ご連絡がつきませんでしたので、メールにて結果をお知らせいたします』
「〇時頃にお電話させていただきましたが」の類語や言い替え
「◯時頃にお電話いたしましたが」は、「させていただく」を取り除いて、電話で連絡したことを伝える表現です。
「◯時頃に電話連絡いたしましたが」は、特定の時間に電話にて繋がりを持とうとしたことを表しています。
「先ほどお電話いたしましたが」は、詳細な時間は述べず、近い過去に電話したことを伝える形です。
まとめ
連絡して相手が不在だった後にメールをするなどの対応の時に、「〇時頃にお電話させていただきましたが」を使うことができます。
これによって相手が不在だった時にもスムーズな行動が可能です。
用いる場合には、「させていただく」が相応しい表現であるかを考えてみてください。