この記事では「ありませんでしたので」について解説をします。
「ありませんでしたので」とは?意味
あるものが存在しない、という意味です。
「あり」は「ある」のことで、物事が存在する、はっきりと認められるという意味です。
「ません」は丁寧な打消しの表現になります。
「た」は、動作や存在の確認の意や、ある事柄が過去に行われた意を表す語です。
「ので」は後に伝える事柄の根拠・原因・理由などが、前に述べたことであるのを表します。
「ありませんでしたので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かが存在しないとき、ある事柄がはっきりと認められないときに用います。
話し手側の企業が店をオープンすることになりました。
今はこの店の準備を進めているところです。
Aさんはオープンに対しての責任を任されている人です。
作業は他の人が進めているのですが、順調に進んでいるのかを確認したり、指示を出したりするのはAさんです。
あるとき、上司から「準備は順調に進んでいるのか」と尋ねられました。
Aさんが店に実際に行って現場を確認したところ、特に問題は見当たらず、計画通りに物事は進められていました。
問題は存在しなかったのです。
そのことを伝える際に「問題は〜ご報告いたします」といった使い方をします。
「ありません」は「ございません」とするとより丁寧です。
状況によっては改まった感じでやや違和感があるので、状況にあわせた言葉遣いをしましょう。
「ありませんでしたので」を使った例文
・『○○との報告はありませんでしたので、継続されると思われます』
「ありませんでしたので」の返答や返信
知らせをしてくれたことへお礼を述べます。
そして、知らせてくれた内容によっては、その事柄へ対応をします。
何も存在せず、問題が生じないようなら、特に何かをする必要はないでしょう。
今は何もなくても、今後は何かが出てくる可能性があるときは、その後も観察を続ける必要がありそうです。
何もないからと気をゆるめないようにします。
まとめ
この言葉は、あるものが存在しないと知らせるときに用いるものです。
問題がないからとそのままにせず、報告をするようにしましょう。