「いずれかに該当する」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「いずれかに該当する」とは? ビジネス用語

ここでは「いずれかに該当する」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「いずれかに該当する」とは?

「いずれかに該当する」は、いくつかのうちのどれかに当てはまるという意味で使われます。

よって、何かの事例をいくつか挙げて、「以下のいずれかに該当する場合にはご連絡ください」と用いた時には、その事例の中のどれかに当てはまる時には連絡をして欲しいと言っています。

「それは明らかに禁止事項のいずれかに該当する」のように、何かがそういった中のどれかに当たるという使いか方もよく見られ、その時には語尾を少し変えて「いずれかに該当します」とすると、丁寧な用い方になります。


「いずれかに該当する」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「いずれかに該当する」は、先のように、いくつかあるうちのどれかに当てはまるという使い方をする表現です。

ここでの「どれか」とは1つでなくても構わず、例えば、5つある条件のうちの、2つに当てはまるような場合でも問題ありません。

それを前提として、「以下のいずれかに該当する時には、その全て挙げてください」といったように、当てはまるもの全てを挙げるようにと用いることもでき、「いずれかに該当すると思っています」と使った時にも、2つ以上に当てはまっている可能性があるということです。


「いずれかに該当する」を使った例文

・『以上のいずれかに該当する場合には、以下の設問に進んでください』
・『どのような乗り物も、自ら動力を持つものと持たないもののいずれかに該当する』

「いずれかに該当する」の類語や言い替え

・『どちらかに該当する』
この「どちらか」とすると、2つのうちの片方に当てはまるという意味になり、「このどちらかに該当する時には〜」のような使い方でその2つを挙げて用います。

「いずれかに」と同様に、そのどちらにも当てはまる場合でも問題のない使い方ができますが、対象が2つだけなので、その時には「両方に該当する」といった別の表現を使うケースがよく見られます。

まとめ

「いずれかに該当する」は、いくつかの中のどれかに当てはまるという意味で用います。

対象になるうちの2つ以上に当てはまる時でも問題なく、その場合には、このケースはそれだといったような使い方になる表現です。

タイトルとURLをコピーしました