この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「いただいたお言葉を励みに」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「いただいたお言葉を励みに」とは?
「いただいたお言葉を励みに」のフレーズにおける「いただいた」は、「もらう」の謙譲語である「いただく」の過去形表現です。
ここで使われている「いただく」は、補助動詞ではなく動詞なので、漢字表記の「頂く」を使うこともできます。
次の「お言葉」は「言葉」に、相手の方に敬意を示す接頭辞の「お」が付けられたものです。
また「励み」は、「励むこと」を名詞化した言葉で、「気力を奮い立たせるもの」といった意味の言葉です。
したがって「いただいたお言葉を励みに」のフレーズは「もらった言葉を気力を奮い立たせるものにして」といった意味の敬語表現となります。
「いただいたお言葉を励みに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「いただいたお言葉を励みに」のフレーズは、目上の方から、お褒めの言葉をもらったり、激励の言葉をもらったりした際に、相手の方に感謝の気持を込めて、これからも頑張ると返答する文章としてよく使われます。
例えば「いただいたお言葉を励みに、これからも尽力いたします」や「いただいたお言葉を励みに、今後も頑張ってまいる所存です」等と使われます。
「いただいたお言葉を励みに」を使った例文
・『いただいたお言葉を励みに、精一杯尽力いたす所存です』
・『いただいたお言葉を励みに、これからも頑張ってまいります』
「いただいたお言葉を励みに」の類語や言い換え
「いただいた」の類語としては「頂戴した」が挙げられます。
したがって「いただいたお言葉を励みに」のフレーズは、「頂戴したお言葉を励みに」と言い換えることができます。
また、このフレーズは「励み」を「糧(かて)」に換えて、「いただいたお言葉を糧に」と言い換えることもできます。
まとめ
「いただいたお言葉を励みに」のフレーズは「もらった言葉を気力を奮い立たせるものにして」といった意味の敬語表現です。
