「いまだ進捗をいただけず」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「いまだ進捗をいただけず」とは? ビジネス用語

保留案件の上手な伝え方に、悩むことがあります。

「いまだ進捗をいただけず」の適切な使い方を見ていきましょう。

「いまだ進捗をいただけず」とは?

「いまだ」は漢字に直すと「未だ」と書きます。

「まだ」と同じ意味があります。

そして「進捗」は物事の進み具合、捗り具合をあらわします。

「いただけず」は受け取れていない様子をいいます。

見込み通りに進んでいない、物悲しい状況を例えています。


「いまだ進捗をいただけず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

こちらのフレーズは、伝わるものの少々分かりにくい表現です。

もともと「進捗」は進み具合をあらわします。

進捗状況、そして進捗管理に用いられることが多く、それぞれのスタッフが計画通りに仕事を進めているか、上司が確認する際の指標をいいます。

当たり前ですが進捗は、先方の企業が与えてくれるものでは無いもの。

そのため「進捗をいただけず」というと、おかしな表現になってしまいます。

例えば同じ意味合いの「明るいお返事をいただいておりません」「こちらの案件はペンディングになっております」に置き替えることもできます。

その他の言い方も知って、爽やかに仕事を進めていきましょう。


「いまだ進捗をいただけず」を使った例文

・『あいにく、明確なお返事をいただいておりません』
・『〇〇の件は、ペンディングとなっております』

「いまだ進捗をいただけず」の類語や言い替え

似ている言い方に「遅々として、進んでおりません」があります。

「遅々として」「ちちとして」と読み、進み具合が遅いことをいいます。

思うような進展がない状況を例えているので、知識として覚えておきましょう。

また言い替えの表現に「具体的なお返事をいただいておりません」「明確なお返事が届いておりません」があります。

このほか保留という意味のペンディングを取り入れて「残念ながら大きな動きはなく、ペンディングとなっております」と言い替えることもできます。

まとめ

「いまだ進捗をいただけず」を見てきました。

様々なフレーズを知っていると、落ちついて受け答えができます。

形勢逆転につながる、明るい言い回しを覚えていきましょう。

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