夏らしい挨拶文を使いたい時に、戸惑うことがあります。
「いよいよ本格的な夏の到来となりました」の正しい使い方を見ていきましょう。
「いよいよ本格的な夏の到来となりました」とは?
「いよいよ」とは「ついに」という意味があります。
この場合は「待望の」という、明るい訳で用いられています。
「夏の到来となりました」の「到来」は「やって来る」というニュアンスがあるため「夏本番となりました」という訳で用いられています。
「いよいよ本格的な夏の到来となりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
風鈴や朝顔が似合う季節になると、夏らしいフレーズを取り入れたくなるもの。
「猛暑が続いて、毎日大変ですね」と書き始めるのもいいですが、ネガティブな書き出しをしたくない時は爽やかな「いよいよ本格的な夏の到来となりました」を取り入れてみましょう。
一方で「本格的な夏」と表現しているので、真夏のシーズン以外には適さない言い方です。
梅雨の雨が残っていて曇り空が続いている時は、ほかの言い回しに整えて、季節を感じる表現を取り入れていきましょう。
「皆様お変わりないですか」や「くれぐれもご自愛ください」と優しい文面も文中に取り入れて、気遣いも忘れないようにしましょう。
「いよいよ本格的な夏の到来となりました」を使った例文
・『海開きがおこなわれ、いよいよ本格的な夏の到来となりました』
・『元気に蝉が鳴き、いよいよ本格的な夏の到来となりました』
「いよいよ本格的な夏の到来となりました」の類語や言い替え
似ている表現に「本格的な夏がやってきました」があります。
暑中見舞いの文面に使いやすい、カジュアルなフレーズです。
「ビーチパラソルの花が咲き、本格的な夏がやってきました。
皆様お変わりなくお過ごしですか」と繋げていきます。
また言い替えの表現に「本格的な夏を迎え」や「春から夏にバトンタッチして」があります。
「本格的な夏を迎え、あちこちでハイビスカスを見かけるようになりました」と引用します。
まとめ
「いよいよ本格的な夏の到来となりました」をお伝えしました。
夏らしい言い回しを知って、季節の挨拶に結びつけていきましょう。