「おいでになりますか」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「おいでになりますか」とは? ビジネス用語

ここでは「おいでになりますか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「おいでになりますか」とは?

「おいでになりますか」は、来ますかと丁寧に伝えるための表現です。

その相手に直接用いる場合だけでなく、「その会合には○○様もおいでになりますか」と別の誰かが来るのかと訊ねる使い方をすることもできます。

いずれの用い方もこのように使う相手、また該当する人に失礼になることはなく、ビジネスの場でもよく用いられています。

これを丁寧にした「おいでになりますでしょうか」といった使い方を目にすることがありますが、この用い方は二重敬語になり、間違いになるで注意してください。


「おいでになりますか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「おいでになりますか」は、「おいでになりませんか」という形にして「○○様もおいでになりませんか」としても、その人に来ませんかと言っていることになり、似た解釈で使うことができます。

ただし、「○○様はおいでになりませんか」のように用いた時には、その人は来ないのかと聞いており、少し違う意味になるので注意してください。

尚、語尾の「か」をとって「おいでになります」とすると、来ることになっていますといった意味になり、そちらとしては「この後に○○様もおいでになります」などと使われています。


「おいでになりますか」を使った例文

・『来週は○○さんもおいでになりますか』
・『特に入場券などは必要ありませんので、よろしければおいでになりますか』

「おいでになりますか」の類語や言い替え

・『おいでいただけますか』
この形にすると、来てもらえませんかという意味なります。

前述の「おいでになりませんか」とした場合も来ませんかと訊ねる使い方ができる表現ですが、こちらはそうしてもらえないかと言っていることになるため、そのお願いをする時に用いるといいでしょう。

まとめ

「おいでになりますか」は、誰かに直接何かに来ますかと聞く場合、その相手以外の誰かが来るのかと訊ねる使い方ができます。

丁寧な用い方になるため、このように使う相手や対象になる誰かに対して失礼な表現になることはなく、語尾の「か」をとって「〜なります」とすれば、誰かが来ますという意味で使える表現です。

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