ここでは「お仕事終わりでお疲れのところ」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お仕事終わりでお疲れのところ」とは?
「お仕事終わりでお疲れのところ」は、このように使う相手のその日の仕事が終わったと思われる時間帯に連絡をする時に用いる表現になります。
そのような時間に連絡したことを申し訳ないと思って使うため、この後にそのまま「申し訳ありません」のように続けるのが通例です。
よって、「お仕事終わりでお疲れのところ、申し訳ありません。
急いでお伝えしたいことがあり、ご連絡しました」のような使い方になります。
用件となる内容はその後になり、まずは遅い連絡になったことをお詫びするためにこのように伝えるところから始めます。
問題は、いつ相手の仕事が終わったのかという点ですが、これには決まったそれというものがないので、その相手次第になります。
「お仕事終わりでお疲れのところ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お仕事終わりでお疲れのところ」と使える時間は、先のようにその相手によって異なります。
一応の基準となるのは、定時と呼ばれる就業時間です。
それが17時だと分かっていれば、それ以降に連絡をする時に用いるべきですが、そのすぐ後では残業中ということもあるため、2時間程度経ってからがいいタイミングだと考えてください。
もしその時にまだ仕事中であっても、定時から2時間以上が経過していればこのように用いても失礼になることはまずなく、リアルタイムになる電話での連絡時だけでなく、その人個人宛になる携帯メールでも使われています。
定時が分からない場合は20時くらいを目処にして用いることが多く、基本的に平日に使われる表現ですが、相手が土日に仕事だと分かっている場合にはその限りではありません。
「お仕事終わりでお疲れのところ」を使った例文
・『お仕事終わりでお疲れのところ、大変申し訳ありません。1つお伝えしたいことがありまして、お電話させていただきました』
・『お仕事終わりでお疲れのところ、失礼いたします。日曜日の予定に少し変更が出ましたので、それを以下に記載します』
「お仕事終わりでお疲れのところ」の類語や言い替え
・『夜分遅く申し訳ありませんが』
こちらも夜遅くの連絡になってしまった場合に用いる表現になります。
仕事の時間とは関係なく、概ね20時以降になる連絡時に用いられ、土日などの休日も問わず使うことができます。
こちらもその相手への電話、または個人宛になる携帯メールにおいて使われています。
まとめ
「お仕事終わりでお疲れのところ」は、その相手の仕事が終わった後に連絡をする時に使う表現です。
そんな時間で疲れているところを申し訳ないという用い方になり、定時より2時間は経過した後に使うものですが、それが分からなければ20時以降に用いることが多いです。