「お休みのところすみません」とは?
ビジネスにおけるメールや会話での使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「お休みのところすみません」とは?
このフレーズは、休日や相手が休暇などで休んでいるときに連絡して申し訳ないという気持ちを伝える言い回しです。
「お休み」は「休み」に接頭辞「ご」がついた美化語です。
美化語は接頭辞の「ご」や「お」を付けて、物事をしたりする際の感謝や謝罪の気持ちを伝える語句で、美しく上品にいう語です。
「ところ」はちょうどそのところや場合を指します。
このフレーズでは、仕事をお休みしていて業務から離れている状態の人に何か依頼したり対応してもらうことを意味しています。
「すみません」は「すむ(済む)」の否定形「すまない」の丁寧語で、相手に謝罪・感謝・依頼する時に用います。
「お休みのところすみません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
このフレーズは、美化語の「お休み」と丁寧語の「すみません」で成っている語句のため、敬語表現となり、目上の人に使うことが可能です。
ただし、敬語としてのレベルは低く、「すみません」はビジネスシーンにおいて少しカジュアルな印象のフレーズです。
よって、実際に使用する場合は、相手や状況などに応じて「申し訳ございません」「失礼いたします」などに言い換えて使うようにしましょう。
「お休みのところすみません」を使った例文
・『せっかくのお休みのところすみません』
・『お休みのところすみません。取引先の○○様からご連絡があり、本日対応してほしいとのことです』
・『お休みのところすみませんが、ご対応よろしくお願いいたします』
「お休みのところすみません」の類語や言い替え
このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。
・『ご多用のところ申し訳ござません』
・『お休みのところ申し訳ありません』
・『休日のご連絡申し訳ございません』
・『失礼いたします』
・『お忙しいところすみません』
まとめ
このフレーズは、休日中の緊急対応などで、休日中の相手にコンタクトを取る際に、休日にもかかわらずありがたいという感謝の気持ちや休日なのに申し訳ないという謝罪の気持ちを持ってお願いするのが礼儀です。
ただし、やむを得ない事情があって休日に対応依頼するのはやむを得ませんが、休日にかかっていても期限に余裕があるなど、急ぐ必要のない内容であれば休日明けからの連絡にするなど臨機応変に対応しましょう。