「お会いできましたご縁に感謝しより一層精進して参ります」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お会いできましたご縁に感謝しより一層精進して参ります」とは? ビジネス用語

「お会いできましたご縁に感謝しより一層精進して参ります」とは?

ビジネスにおけるメールや会話での使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。

「お会いできましたご縁に感謝しより一層精進して参ります」とは?

このフレーズの「お会いできました」は動詞「会う」の謙譲語「お会いする」「できる」という可能形にした言葉の過去形です。

「お会いする」よりも少し柔らかい印象を与える語句で、「お目にかかる」よりも親しみがこもった表現となります。

目上の人や仕事の関係者など相手に対して会うのが楽しみだった時に使用する言いまわしです。

「ご縁に感謝」「めぐりあわせや繋がりをありがたいと思うこと」「出会いに感謝すること」の意です。

「ご縁」「縁」に敬語を表わす接頭辞が付いた言葉で、「血縁になるめぐりあわせ」とか、「関係を作るきっかけ」「人との関わり合い」などを意味する仏教用語からきています。

「より一層」「これまで以上に」「さらに」の意です。

「より」「一層」を重ねることで「もっと」といった意味合いに強調表現しています。

「精進してまいります」は、「一つのことを集中して励むこと」「一生懸命努力すること」の意です。

よって、このフレーズ全体の意味は、「お目にかかれためぐりあわせをありがたく思い、これまで以上にもっと努力していく」といった、自分の真剣な気持ちや頑張りたいと思っていることを伝えたい場合に使用します。


「お会いできましたご縁に感謝しより一層精進して参ります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

このフレーズは、会話でも、メールや手紙でも使える言葉ですが、少し畏まった言い方なので、使用するシーンは公式の場での挨拶とか、実際に会った目上の人などにその時のお礼のメールや手紙を送信する場合に使います。


「お会いできましたご縁に感謝しより一層精進して参ります」を使った例文

・『本日の会合でお会いできましたご縁に感謝し、より一層精進して参ります』

「お会いできましたご縁に感謝しより一層精進して参ります」の類語や言い替え

このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。

・『お目にかかれましたご縁に〜』
「お会いできる」「お目にかかる」に言い替えることが可能です。

また、「ご縁に感謝」「出会いに感謝」と言い替えられ、「より一層」「これまで以上に」「さらに」「もっと」などと言い替えることもできます。

さらに「精進する」「頑張る」「全力を尽くす」「研鑽する」といった言いまわしに言い替えられます。

まとめ

「お会いできることを楽しみに思う」という気持ちを直接、言葉で聞くと誰でも嬉しいものです。

ビジネスにおいても、友好な人間関係を構築していくのに、このようなフレーズが自然に口に出るようになるといいでしょう。

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