失礼のない文になっていないか、振り返りたくなる敬語もあるものです。
「お勤めご苦労様でした」の適した使い方と例文、似ている言葉を調べていきましょう。
「お勤めご苦労様でした」とは?
この場合の「お勤め」とは、仕事や業務のことをいいます。
「ご苦労様でした」は労いのひと言です。
大変なことを前向きに乗り越えたことを、前向きにもてなす言い方になります。
そのため「お勤めご苦労様でした」で「本日の業務も、お疲れさまでした」という意味になります。
仕事終わりにかける、ひと言です。
「お勤めご苦労様でした」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
経営者の方が用いるのが「お勤めご苦労様でした」という言い方です。
「ご苦労様でした」は上の立場の人が、下の方をねぎらう時にかけるひと言。
そのためキャリアが上の方が、下の方に「おつかれさまでした」と言う時に用いられています。
一方で「お勤めご苦労様でした」というフレーズは、現代のオフィスにあまり好ましくない言い方です。
「お勤め」は俗に刑務所を指します。
そのため刑事ドラマでは出所したばかりの方に「お勤めご苦労様でした」というフレーズが投げられています。
受け手によってはマイナスの印象を抱くこともあるので、どうしても使う場合は、他の言葉と組み合わせて用いていきましょう。
「お勤めご苦労様でした」を使った例文
・『本日のお勤め、本当にご苦労様でした』
・『お勤めご苦労様でした。明日もよろしくお願いします』
「お勤めご苦労様でした」の類語や言い替え
似ている言葉に「ご苦労さまでした」があります。
「お勤め」を省いているので、自然な言い方になっています。
一方でこちらも上司には使えない言葉なので、注意しておきましょう。
言い替えに「お疲れ様でした」や「本日もありがとうございました」があります。
まとめ
「お勤めご苦労様でした」を解説しました。
誤解をあたえやすい言葉を知っておくと、職場のトラブルを未然に防げます。
敬語力を磨いて、できる人に近付きましょう。