正しい言い方なのか、誰かに尋ねたくなる敬語もあるものです。
「お取引させていただいてもよろしいでしょうか」の適切な使い方と、類似表現を調べていきましょう。
「お取引させていただいてもよろしいでしょうか」とは?
この場合の「お取引」とは商取引のことを指します。
トレードやサービスの売買などをあらわします。
「させていただいても」は「させていただく」の変化した敬語で、相手の許可を得て自分が得する時に用いられています。
「よろしいでしょうか」は許可を得る時の敬語です。
そのため「お取引させていただいてもよろしいでしょうか」で「取引させていただいても、いいですか」と訳せます。
本格的な商取引にはいる前の、確認の文言といえるでしょう。
「お取引させていただいてもよろしいでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
企業間の売買に用いるのが「お取引」という言葉です。
SNSでは推しのグッズの物々交換をおこなう時に、使われることもあります。
一方で「お取引」は一般のお客様に対しては、あまり使わない表現です。
企業側の目線に立った言葉なので、個人のお客様につかう際は「ご契約内容の確認」など、ほかの表現に直して用いていきましょう。
相手の立場にあわせて表現を変えていくと、爽やかなやり取りにつながるでしょう。
「お取引させていただいてもよろしいでしょうか」を使った例文
・『明日にでもお取引させていただいてもよろしいでしょうか』
・『今週中にお取引させていただいてもよろしいでしょうか』
「お取引させていただいてもよろしいでしょうか」の類語や言い替え
似ている言い方に「今後のお取引について、ご説明させていただきます」があります。
お客様同士のサービスについて、企業の目線で流れを説明する時に使われています。
言い替えに「お申込みいただいた内容で進めさせていただきます」があります。
まとめ
「お取引させていただいてもよろしいでしょうか」を解説しました。
取引にまつわる、正しい言い回しを知っていると交渉や契約も弾んでいきます。
できる社会人を目指してください。
