「お叱りいただきありがとうございます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お叱りいただきありがとうございます」とは? ビジネス用語

人から叱られる状況は誰でも経験しますが、それに関して「お叱りいただきありがとうございます」を用いることがあります。

叱られた後に感謝を述べるのは難しいですが、良い効果を得られる場合があるでしょう。

どう使うのかなどを確かめてみてください。

「お叱りいただきありがとうございます」とは?

失敗などの状況について叱られたことで、良い結果に結び付いたことに、感謝の気持ちを伝えるための表現です。


「お叱りいただきありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

業務には何らかの失敗が隣り合わせで、それにより深刻な事態に陥る場合は珍しくありません。

しかし目上の人物に叱られると間違いに気付かされたり、大事に至らなかったり、改善に結びつく場合もあります。

そのような状況で「お叱りいただきありがとうございます」と感謝を伝える事が可能です。

これにより相手の怒りを鎮めたり、心を解きほぐし和やかなムードを作る効果も期待できます。

その際には「先日は私のために」など、日付や状況について前置きした上で述べることが適切です。

これは叱られた本人が使うのは当然ですが、上司など関係する人物も用いることができます。

ただ叱られてから時間を開けすぎてから伝えても、相手は意に介さなかったり、忘れているという状況もあるので気をつけてください。


「お叱りいただきありがとうございます」を使った例文

・『先日は私の間違いについて、お叱りいただきありがとうございます』
・『昨年中は大きな失敗がありましたが、私共にお叱りいただきありがとうございます』

「お叱りいただきありがとうございます」の類語や言い替え

「お叱りいただき感謝を申し上げます」は、叱って貰ったことに感謝の気持ちを持つことについて、うやうやしく伝える表現です。

「お叱りくださり感謝いたします」は、尊敬語である「くださる」を用いて敬意を表しています。

「お叱りいただいたことにお礼申し上げます」は、叱ってくれた状況について感謝を丁寧に述べる言い方です。

お叱りの部分については「ご指導」「ご注意」「ご配慮」などにして、叱責の表現は除外する言い方も考えられます。

まとめ

失敗したことで叱られて良い方に結び付いたことに、感謝を伝える言葉が「お叱りいただきありがとうございます」なのでした。

こにより和やかなムードに変えたりすることもできますが、時間を置きすぎてから使うことには注意が必要です。

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