失礼のないビジネス敬語になっているか、確認したい日本語もあるものです。
「お変わりなく」の適切な使い方と例文、似ている表現を調べていきましょう。
「お変わりなく」とは?
この場合の「お変わりなく」とは体調の変化、生活の変化がないことを示しています。
「変わりはないですか」と聞きたい時の言い方になります。
「お変わりなく」だけでは会話にならないので、通常は「お過ごしですか」あるいは「お過ごしでしょうか」を補って用いていきましょう。
ご無沙汰している方に、連絡を取る時のフレーズです。
「お変わりなく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
しばらく会っていない方に、駅や地下街でたまたま会うことがあります。
「会っていない間に、何か変わったことはありましたか」と聞きたい時のワンフレーズが「お変わりなく」にあたります。
プライベートや仕事で大きな変化がなかったか、尋ねたい時に用いていきましょう。
会話文そして手紙でも使いやすいので、久しぶりの方と連絡をとる時に用いていきましょう。
一方で「お変わりなく」は使うタイミングに気を付けたい表現です。
通常はお会いしてすぐ、また手紙やメールでは最初の段落に使います。
別れ際に「お変わりなくお過ごしですか」というのは、少々間が抜けて見えるので気を付けておきましょう。
「お変わりなく」を使った例文
・『ご無沙汰しております。お変わりなくお過ごしでしょうか』
・『手袋が恋しい季節になりました。お変わりなくお過ごしですか』
「お変わりなく」の類語や言い替え
似ている言い方に「お変わりありませんか」もあります。
こちらも「お変わりなく」と同じように、相手の安否や変化に心を配る言い方になります。
言い替えに「季節の変わり目ですが、お変わりございませんか」や「お久しぶりです。
不義理をお許しください」があります。
まとめ
「お変わりなく」を解説しました。
曖昧に覚えているビジネス敬語を、正しく学んでいくと知識の向上につながります。
会社で活躍する人材になるために、適切な使い方を学んでいきましょう。