ここでは「お届けしたいと思います」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お届けしたいと思います」とは?
「お届けしたいと思います」は、何かを提供したいと考えているという表現になります。
その意味で広い使い方ができ、「御社まで直接お届けしたいと思います」と使った時には直接その会社まで持って行きたいと考えているという解釈になり、何かの作品を「来月には皆さまにお届けしたいと思います」とすると、来月にその作品を公開したいと考えていると表現しています。
ここでの注意点は、あくまでそうしたいと思っているという表現のため、必ずそれが行えるとは限らないという点で、使い方として「お届けしたいと思いますが~」などと最初からそうできるかどうか分からないと表して用いることもあります。
ですが、そのようにすると伝えている表現になるため、このように使われた時には基本的にその内容が叶うことに期待していいでしょう。
「お届けしたいと思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お届けしたいと思います」をビジネスシーンで使う場合、先のようなそちらまで直接持って行くといった用い方が多くなります。
「ちょうど外出する用事がありますので、○時頃にそちらまでお届けしたいと思います」のように使ったり、「発送では難ですので、直接お届けしたいと思います」などと用いられます。
もう1つの使い方で、多くの人に対して用いる場合、新製品の発売や新作映画の公開といったような際に使われるもので、その時には制作側や発売元から顧客やエンドユーザーになる人に製品や作品を届けたいという思いからになります。
口語、文章のどちらでも使うことができ、多くの人に使う時にはプレスリリースのような文章の中で用いられることが多いです。
「お届けしたいと思います」を使った例文
・『午後3時までには御社までお届けしたいと思います』
・『今年中には皆さまに続編をお届けしたいと思います』
「お届けしたいと思います」の類語や言い替え
・『お送りできると思います』
この表現は、メールや送付物として送れると言っている場合と、「お届けしたいと思います」と同様に提供できるという意味で使うことができます。
後者として「新作をお送りできると思います」のように用いると、そちらの場合の言い替え表現になります。
まとめ
「お届けしたいと思います」は、直接その相手に渡すという意味と、多くの人を相手に公開するといった使い方ができます。
どちらの場合も必ずそれができるとは言っていませんが、基本的にそれに解釈していい表現です。