「お引き合わせいただけますと」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お引き合わせいただけますと」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「お引き合わせいただけますと」とは?

「お引き合わせいただけますと」とは、ビジネス上で使う会話やメールなどにおいて「ご紹介をしていただけますと」あるいは「仲立ちとしてのお役目を果たしていただけますと」などという意味合いで使われている言い回しです。

複数の企業や団体などと共通のプロジェクトや任務などに取り組んでいく際には、お互いの担当者や代表者などがメインとなって話を進めていきますが、それらのやり取りの中で関係者に向けて「その時点で自身がつながりをもっていない取引先や顧客などをご仲介いただければ」などというニュアンスで使用されています。

「お引き合わせいただけますと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「お引き合わせいただけますと」とは、「橋渡しをしていただけましたら」ないし「媒介役としてご調整をいただけますと」などという意味合いで用いられている表現です。

ビジネス上では日々数多くの会社や組織などと共に連携を図りながら目の前の職務や与えられた作業などを取り扱っていきますが、自らや自社などがまったく接点をもっていない取引相手や、別の関係者における得意先などを共有してもらいたい場合などに使われており、もう一方で引き合わせいただきたい明確な理由や分かりやすい事情などについても先方に理解をしておいてもらう必要があります。

「お引き合わせいただけますと」を使った例文

・『御社が普段から懇意にしておりますご協力会社のご担当者さまにお引き合わせいただけますと、大変ありがたく存じます』
・『次回の打ち合わせにおきましては、新しい営業担当者にお引き合わせいただけますと幸甚でございます』

「お引き合わせいただけますと」の類語や言い替え

・『間を取り持っていただけますよう』
・『お口利きをいただければ』
・『担当者同士が話すことができる場をご提供いただけますと』

まとめ

「お引き合わせいただけますと」とは、ビジネスの場において「お会いさせていただくことができましたら」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてうまく使いこなしましょう。