適切な敬語を話せるようになると、毎日の仕事がもっと面白くなります。
「お打ち合わせ」の正しい使い方と例文、その他の敬語を見ていきましょう。
「お打ち合わせ」とは?
この場合の「打ち合わせ」は仕事の関係者と、詰めの協議をすることをいいます。
依頼している仕事の件について、双方のやり取りをすることを指します。
また「お」は美化語と呼ばれていて、言葉の前につけて上品に見せる働きをしています。
そのため「お打ち合わせ」で「打ち合わせの件ですが」と解釈できます。
丁寧な演出をした、前向きな敬語といえるでしょう。
「お打ち合わせ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
得意先の方に打ち合わせの時間変更を、依頼したいことがあります。
そのような時に用いられているのが「お打ち合わせ」にあたります。
「打ち合わせの件ですが」と言うよりも「お打ち合わせの件ですが」と言った方がまろやかに聞こえます。
控えめに日程調整や、追加の用事を頼みたい時に取り入れていくといいでしょう。
一方で「お打ち合わせ」は賛否両論あるフレーズ。
人によっては「打ち合わせ」に「お」を付けることに、違和感がある方もいます。
執拗に用いると、かえって失礼に聞こえることもあるので、相手の反応を見ながら用いるといいでしょう。
「お打ち合わせ」を使った例文
・『来週のお打ち合わせの件ですが、日程調整をお願いしたくご連絡いたしました』
・『先ほどのお打ち合わせでは、ありがとうございました』
「お打ち合わせ」の類語や言い替え
似ている言葉に「打ち合わせ」があります。
「お」を取っているので、気軽に使える言葉です。
「お願いいたします」など、その他の言葉を補って用いていきましょう。
言い替えに「〇日の件でございますが」があります。
まとめ
「お打ち合わせ」を解説しました。
色々なビジネス敬語を学んでおくと、今の仕事がもっと楽しくなります。
正しい知識を身につけて、敬語力の向上に活かしましょう。
