支払いにまつわる文書に悩むことがあります。
「お支払となってしまいますのでご了承ください」の使い方を見ていきましょう。
「お支払となってしまいますのでご了承ください」とは?
「なってしまいます」は希望していないことが、実際に起こることを表現しています。
「ご了承ください」は、こちらの事情をのんでもらう際の言い方です。
ある条件がそろうと、支払いにまつわる手続きの変更があることを述べています。
「お支払となってしまいますのでご了承ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
サービスや商品の、支払いにまつわる書類が請求書です。
品物、単価、個数、納品日などが記載されていて、合計金額と支払い先の口座、支払い期限が書かれています。
ただ何らかの手違いによって、得意先から請求書が届かないことがあります。
そういう時の督促に使えるのが「お支払となってしまいますのでご了承ください」です。
会社のシステム上、期日までに届かないとスムーズな支払いができない場合に使います。
ただこの文章のみだと曖昧な文になってしまうもの。
具体的な日付を入れて送付をお願いすると、より具体性のある文章になるでしょう。
また「なってしまいますので」は「なりますので」と短くまとめると、分かりやすい文になります。
「お支払となってしまいますのでご了承ください」を使った例文
・『〇日までに着かない場合、翌月分のお支払となりますのでご了承ください』
・『〇月〇日に確認できない場合、翌々月分のお支払となりますのでご了承ください』
「お支払となってしまいますのでご了承ください」の類語や言い替え
似ている言い方に「お支払いとなりますのでご承知おきください」があります。
「ご承知おきください」も「ご了承ください」と同じように使える丁寧な文です。
「今月15日までに請求書が届かない場合、翌々月のお支払いとなりますのでご承知おきください」と用いていきます。
このほか言い替えの表現に「お支払いとなりますので、ご了承くださいますますようお願いいたします」があります。
まとめ
「お支払となってしまいますのでご了承ください」を見てきました。
適切な文を知って、敬語力を上げていきましょう。