この記事では、「お気に召しましたか」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「お気に召しましたか」とは?
「お気に召しましたか」は、相手の気に入ったかを尋ねる丁寧な表現です。
「お気に召し+ました+か」で成り立っている語で、「お気に召し」は「お気に召す」の連用形で「気に入る」の尊敬語、「ました」は丁寧語「ます」の過去形、「か」は疑問の意味の終助詞、全体で「気に入ったか」の敬語表現になります。
「お気に召しましたか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お気に召しましたか」は、相手に提示したり、贈り物をしたり、接待した時などに、感想を尋ねる言葉として使われます。
「気に入る」は主観的な言葉ですので、ビジネスではなく、個人的なものごとに対して使われることが多くなります。
最初から相手に喜んでもらいたくて行動する時に使いましょう。
「お気に召しましたか」の正しい文章表現
「お気に召しましたか」の正し文章表現は以下の通りです。
・『お気に召していただけましたら幸いです』
「いただけ」は「もらう」の謙譲語「いただく」の可能形「いただける」の連用形、「ましたら」は丁寧語「ます」の連用形「まし」+助動詞「た」の仮定形「たら」、「幸いです」は「〜とありがたい・うれしい」の丁寧語、全体で「気に入ってもらえたらうれしい」の敬語表現になります。
「お気に召しましたか」を使った例文
「お気に召しましたか」を使った例文は以下の通りです。
・『最近話題になっている創作料理のお店です・お気に召しましたか』
・『〇〇様のお好きなお酒と伺いお取り寄せしました・お気に召しましたか』
・『心ばかりの贈り物をいたしました・お気に召しましたか』
「お気に召しましたか」の類語や言い替え
「お気に召しましたか」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『いかがでしょうか』
・『お気に召したでしょうか』
・『ご満足いただけましたら幸いです』
まとめ
今回は「お気に召しましたか」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。