「お疲れもさぞかしのことと拝察します」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「お疲れもさぞかしのことと拝察します」とは?
「お疲れもさぞかしのことと拝察します」とは、ビジネスの場において「深く疲労がたまっているかとは存じますが」もしくは「まずはご養生いただきたいと思っておりますが」などという意味合いで使われている言い回しです。
本来は別の会社や組織などと共同で事業や任務などを推し進めていく上では、関係者間で協力をし合いながら取り組んでいきますが、それらのやり取りの中で相手に向けて「あまりご無理をしないように取り組んでいただければと思います」ないし「お身体の調子とご相談しながら進めていただけますようお願いいたします」などというニュアンスで使用されています。
「お疲れもさぞかしのことと拝察します」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お疲れもさぞかしのことと拝察します」とは、「ご多忙の折ではございますが、まずはお身体をご自愛いただけますようお願い申し上げます」あるいは「事業も佳境に差し掛かっておりますので、あまり疲労をためないようにしていただければと思います」などという意味合いで用いられている表現です。
プロジェクトや職務などを執り行っていく中で関係各所に向けての心づかいや気配りなどを示すことができる文言で、相手の様子に配慮を示しつつも、併せてこちら側で支援させてもらいたいという思いや前向きな姿勢などについても伝えておく必要があるでしょう。
「お疲れもさぞかしのことと拝察します」を使った例文
・『先だって開店いたしました御社の販売店における前準備につきましては、お疲れもさぞかしのことと拝察します』
・『昨日は商談のためにご来社いただきまして誠にありがとうございました。お疲れもさぞかしのことと拝察しますが、早速発送依頼をお送りいたします』
「お疲れもさぞかしのことと拝察します」の類語や言い替え
・『疲労も限界まで達しているかとは存じます』
・『ご多忙であることは承知しております』
・『大変お忙しい状況は理解しております』
まとめ
「お疲れもさぞかしのことと拝察します」とは、ビジネスシーンにおいて「すでに消耗しているとは存じております(が)」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、その時の場面や状況などに合わせて上手に使いこなしましょう。
