この記事では「お礼と言ってはなんですが」について解説をします。
「お礼と言ってはなんですが」とは？
お礼の気持ちを込めて、といった意味です。
「なんですが」は、「あれなのだけれど」という意味です。
適当な言い方が見つからないときに使われます。
「何」ははっきりしない事柄を指す言葉で、「です」は「だ」「である」の丁寧な表現です。
「お礼と言ってはなんですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、お礼として何かをしたいときに用います。
たとえば、Aさんが先輩に仕事で助けられたことがあったとします。
このときに、言葉でお礼は伝えています。
しかし、まだお礼が足りないとAさんは思っています。
そこで、先輩が好きなお菓子をプレゼントすることにしました。
感謝の気持ちをプレゼントという形で示すのです。
それを渡すときに、どういった言葉をかけたらよいのか迷うのではないでしょうか。
お礼の気持ちで渡すのであれば、この贈り物には感謝の気持ちが込められているということを伝えてみてください。
それを示すためにこの言葉を使います。
この表現は目上の人には適切ではありません。
親しい人に対してなら、これでも失礼にはなりませんが、丁寧とはいえない表現なので目上の人に対してはやや失礼です。
「お礼と言ってはなんですが」を使った例文
・『お礼と言ってはなんですが、ケーキを作ったので受け取ってください』
「お礼と言ってはなんですが」の返答や返信
感謝の気持ちを込めて何かをしてくれるので、その行為や気持ちに対してお礼を述べます。
そして、それを受け取っても差し支えないなら受け取りましょう。
たとえば、お礼で食事をしたいといわれたとします。
その場合は、一緒に食事をしても差し支えないなら、その人と一緒に食事をしましょう。
その際、これはお礼なので自分の方が多く支払うということはしません。
まとめ
この言葉は、お礼として何かをするときに用いるものです。
あまり丁寧とはいえない表現で、主に親しい人に対しての言葉です。
言葉遣いによっては相手を不快にさせてしまうので、その場にあった言葉遣いをするようにしましょう。
