この記事では「お礼を申し上げるのが遅くなり」について解説をします。
「お礼を申し上げるのが遅くなり」とは?意味
感謝の気持ちを伝えるのが遅くなって、という意味です。
「申し上げる」は「言う」の謙譲語で、何かを言われる対象を敬う意味があります。
この場合は、お礼を言われる人を敬っています。
「遅く」は基準よりも時間が過ぎていることです。
「お礼を申し上げるのが遅くなり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ありがたいことを受けたのに、それへのお礼が遅くなってしまったときに伝えます。
この言葉自体はお礼を伝えるものではありません。
ありがたいことを受けたならば、できるだけすぐにお礼を伝えることが望ましいです。
時間が経ってしまうと、仕方なくお礼を伝えているようで、感謝が伝わりにくくなります。
たとえば、贈り物を受け取ったならば、その日のうちに連絡をしてお礼を伝えることが望ましいです。
電話やメールであれば当日中、手紙であれば3日以内に出すことが望ましいでしょう。
贈り物を受け取って1週間以上してからお礼を伝えるようでは遅いといえます。
それでも、お礼を伝えないよりはよいです。
遅くなったときには、感謝の気持ちを伝えるとともに、お礼が遅くなったことへの謝罪もしましょう。
謝罪の言葉があると、お礼が遅くなって不快になったかもしれない相手の気持ちに配慮できます。
「お礼を申し上げるのが遅くなり」を使った例文
・『お礼を申し上げるのが遅くなり、申し訳ありません』
「お礼を申し上げるのが遅くなり」の返答や返信
「いえいえ」「気にしないでください」など伝えれば、相手の罪悪感が軽減するでしょう。
お礼が遅くなってしまったのは、何らかの理由があるからかもしれません。
そういった事情を考えてみてください。
たとえお礼が遅くなっても、自分がしたことを相手が喜んでくれればうれしいはずです。
その気持ちを伝えるのもよいでしょう。
まとめ
この言葉は、お礼を伝えることが遅くなったときに用いるものです。
お礼を言わないよりも言った方がよいので、遅くなってしまっても感謝を伝えるようにしましょう。
そのときに謝罪の言葉もあるとより丁寧です。