色々なビジネス敬語を心得ていると、落ちついて業務を進めていけます。
「お見受け」の正しい使い方と例文、似ている言葉を調べていきましょう。
明日の仕事に活かしてください。
「お見受け」とは?
この場合の「お見受け」は、見て取れることの敬語にあたります。
そのため「お見受け」で「〇〇と判断しました」と訳せます。
このように推察できたことを述べる、こちらの意見を伝える言葉です。
自分の主観や感想をつたえる時の、ワンフレーズといえるでしょう。
「お見受け」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
そのように自分の目には見えたことを、他の方に伝える時の言い方が「お見受け」にあたります。
例えばクリニックで働いていて、患者さんの様子についてドクターから尋ねられたシーン。
「今朝〇〇様がいらっしゃいましたが、以前とお変わりないようにお見受けしました」と使えます。
自分のフィルターを通して、どう見えたかをお伝えする言い方なので、丁寧にお伝えしたい時に取り入れていきましょう。
「以前と同じようでした」や「やつれている感じには見えませんでした」と伝えるよりは、上品な文に仕上がっています。
「お見受け」を使った例文
・『とてもお元気そうに、お見受けいたしました』
・『お見受けしたところ、いつもと変わらないご様子でした』
「お見受け」の類語や言い替え
似ている言葉に「お見かけする」があります。
尊敬する方を見かけた時の、丁寧な表現にあたります。
「今朝、部長を駅でお見かけしました」と用います。
相手をリスペクトする気持ちが込められているので、たまたま会ったことをそれとなく後で伝えたい時に向いています。
言い替えに「〇〇のご様子でした」があります。
まとめ
「お見受け」の正しい使い方を解説しました。
様々なビジネス敬語の、正解を知っていると、自分のペースで仕事を前に進めていけます。
敬語力を磨いて、仕事力の向上に役立てましょう。