「お見受けいたします」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「お見受けいたします」とは?
「お見受けいたします」とは、ビジネスシーンにおいて「認識いたしております」あるいは「すでに把握しております」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネス上では自社の営業職員と取引相手や得意先などとの間で業務における数多くの話し合いややり取りなどが実施されていますが、その中で行う相互コミュニケーションの中で、「お察しいたします」または「承知いたしました」などというニュアンスで使用されています。
「お見受けいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お見受けいたします」とは、「御社が置かれている状況は理解しております」ないし「事情は拝察いたします」などという意味合いで使われている言い回しです。
業務を執り行っていく中では、異なる企業や組織などの担当者や代表者同士でさまざまなやり取りを行いますが、相手の立場やその時の様子などについて「見た感じで判断することができます」ないし「十分理解しております」などというニュアンスで使われており、自身が感じ取った内容や状況などについてもできる限り触れておくと、より一層分かりやすいフレーズとして使うことができます。
「お見受けいたします」を使った例文
・『先日御社が開店いたしました新しい販売店舗につきましては、現在のところ順調に進んでいるとお見受けいたします』
・『弊社における来期の営業体制につきましては、今期と大きく変わることはないとお見受けいたします』
「お見受けいたします」の類語や言い替え
・『承知しております』
・『見たままの状況から判断いたします』
・『認識しております』
まとめ
「お見受けいたします」とは、ビジネスの場において「事態につきましては察しております」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解しながら、その時の場面や状況などに合わせて違和感のないように使いこなしましょう。