この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「お誘い頂き光栄です」について、その意味や使い方や、言い換え表現などを徹底解説します。
「お誘い頂き光栄です」とは?
「お誘い頂き光栄です」のフレーズにおける「誘い」に、敬意を示す接頭辞の「お」が付けられた言葉です。
次の「頂き」の読みは「いただき」で、「もらう」の謙譲語の「頂く」の連用形です。
そして最後の「光栄です」は、「名誉に思うこと」を意味する「光栄」に、丁寧語の「です」が付けられたものです。
以上より、「お誘い頂き光栄です」のフレーズは「誘ってもらい名誉なことです」といった意味の敬語表現となります。
「お誘い頂き光栄です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お誘い頂き光栄です」の意味は先に記し通りですが、ここで使われている「頂く」は動詞ではなく、補助動詞として使われているものです。
したがって、正しくは「いただき」と平仮名表記すべきと言えます。
このフレーズは、上司等から自分が訪れるには身分不相応な飲食店に誘ってもらった際や、上司と同格の仲間の会合に目下の自分が呼んでもらった際等に、喜びの気持を込めて使われるものです。
以降では「頂く」を「いただく」に換えて、説明を続けます。
「お誘いいただき光栄です」を使った例文
・『このように晴れがましい席にお誘いいただき光栄です』
・『こんなに高級なレストランにお誘いいただき光栄です』
・『管理職のゴルフコンペにお誘いいただき光栄です』
「お誘いいただき光栄です」の類語や言い替え
「お誘い」の類語としては「お招き」や「お呼び」が挙げられます。
また、「光栄」の類語としては「名誉」や「誉(ほまれ)」が挙げられます。
したがって「お誘いいただき光栄です」のフレーズは、これらの類語を組み合わせて例えば「お招きいただき名誉です」や「お呼びいただき誉です」等と言い換えることができます。
また、敬語表現を換えて「お誘いくださり光栄です」と言い換えることもできます。
まとめ
「お誘い頂き光栄です」のフレーズは「誘ってもらい名誉なことです」といった意味の敬語表現です。