この記事では「お足元にお気をつけてお越しください」について解説をします。
「お足元にお気をつけてお越しください」とは?
ある場所に来る人に気遣いを示す言葉です。
「お足元」は相手を敬って、その足元をいう語です。
「お気をつけて」は、気をつけることを敬意を込めた言い方にしています。
「お越し」は「来ること」「行くこと」の意の尊敬語です。
「ください」はある事柄をするように相手に求める意を表します。
「お足元にお気をつけてお越しください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある場所にやって来る人へ気遣いを示すために用います。
やって来るときにケガをしたり、事故にあったりしないようにという気遣いが込められています。
ただし、来る人に対していつでも伝えるのではありません。
地面が滑りやすい、道がぬかるんでいるといった足元が危険な状態なときに、このような言葉で注意を促します。
雨が降っていたり、降った後だったりすると、滑りやすかったり、ぬかるんでいたります。
危険なものが何もないのにこのように伝えると、何か危険があるのだろうかと不安にさせてしまうでしょう。
足元に危険なものが何もないならば、「お足元に」の部分をなくして伝えてみてください。
これなら違和感はありません。
「お足元にお気をつけてお越しください」を使った例文
・『滑りやすくなっていますので、お足元にお気をつけてお越しください』
「お足元にお気をつけてお越しください」の返答や返信
気遣いに対してお礼を述べるとよいでしょう。
ある場所に行くという意味で、「伺います」と伝えることもあります。
ある場所に行くことを約束していたけれど、都合が悪くなったときは知らせをしてください。
知らせもなくその場所に行かないと、そこで待っている人に迷惑をかけます。
当日の連絡では対応が難しいでしょうから、遅くても前日までには連絡をすることが望ましいです。
もし連絡が当日になるなら、電話で伝えてください。
メールはいつ読まれるかわかりませんが、電話ならばそのときに対応してもらえます。
まとめ
この言葉は、来る人に気遣いを示すものです。
雨が降っていたり、降った後だったりするときに、来る人に対して伝えてみてください。