ここでは「お身体が思わしくないとのこと」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お身体が思わしくないとのこと」とは?
「お身体が思わしくないとのこと」は、その相手の体調や身体の様子を気遣って用いる表現です。
それがあまりよくない状態だと分かっている時に使うことになるため、「お身体が思わしくないとのことですが、どうぞご自愛くださいますようお願い申し上げます」といったような用い方をすることが多いです。
お見舞いとして使っていますが、文章としては定型的な形で、丁寧にそれを伝えることになるため、自分より目上の人の相手がそのような状態だといった時に使われています。
「お身体が思わしくないとのこと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お身体が思わしくないとのこと」、少し形を変えて「お身体が思わしくないと」とすると、「お身体が思わしくないとお聞きしました」といった使い方ができます。
この時には、続けて「ご無理をなされませんよう〜」のように用いる例が多く、やはり定型的な使い方になりますが、目上の人に、またはビジネスシーンで付き合いのあるそういった相手に用いるのに適しています。
ここでの思わしくないは、体調を崩している、病気や怪我の類いを患っていることだと考えてください。
「お身体が思わしくないとのこと」を使った例文
・『お身体が思わしくないとのこと、決してご無理をされませんよう、くれぐれもお気をつけください』
・『お身体が思わしくないとのことですが、でしたらの次の会議は延期も考えますので、どうぞお申しつけください』
「お身体が思わしくないとのこと」の類語や言い替え
・『体調を崩されているとのこと』
こちらも同じ使い方ができますが、体調を崩しているという点に特化した表現のため、病気や怪我を患っているという場合には向いていません。
それ以外は同様の用い方ができますが、「お身体が〜」でこの表現の意味をカバーできてしまうので、無理にこのように使う必要はありません。
まとめ
「お身体が思わしくないとのこと」は、相手の体調や身体の調子があまりよくないと分かっている場合に使う表現になります。
そう聞いているので、という意味になり、それを気遣う内容を続けたり、そうであればこうできる、そうしてはどうかといったように伝えるために使うこともできます。