この記事では「お選びください」について解説をします。
「お選びください」とは?
いくつかある中から適切なものを取り出すように求める言葉です。
「お選び」は、選ぶことを相手を敬う表現にしたものです。
「選ぶ」には、いくつかある中から目的にあったものを取り出すという意味があります。
「ください」は、ある事柄をするように求める意を表します。
「お選びください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かがいくつかあり、その中から目的や基準にあったものを取り出して欲しいときに用います。
メガネ店のことで説明をします。
お客さまがメガネを購入しました。
この店では、メガネを購入した人にメガネケースを1つプレゼントしています。
色や形などがいくつかあり、お客さまは好きなものを選べます。
店員は、いくつかのメガネケースが入ったカゴを持って、お客さまにそれを見せました。
この中なら好きなものを取り出して欲しいです。
このときに、店員の方から選ぶようにと伝えます。
「お選びくださいますか」「お選びくださると幸いです」といった言い方もあります。
しかし、先の例の場合はこのような表現はやや違和感があります。
それをすべきときには「ください」を使った表現をした方がよいでしょう。
また、この前に「恐れ入りますが」など一言あると、柔らかな印象になります。
「お選びください」を使った例文
・『どれでも好きなものをお選びください』
「お選びください」の返答や返信
複数ある中から自分の好きなものを取り出すことができるので、それを行ってください。
こちらに選ぶ権利があります。
特にこれがよいというものがないなら、選ぶものはどれでもよいでしょう。
こちらに選ぶように求められているので、他人に選ばせてしまうとその人が困ります。
しかし、どうしても選べないこともあると思います。
そのときは、この言葉を伝えている人に助言を求めるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、いくつかある中から適切なものを取り出すように求めるときに伝えるものです。
好きな色を選んでよい、好きなコースを選択してよいなど、さまざまな場面で使うことができます。