この記事ではビジネスシーンで使われる「お邪魔させていただきます」という言葉に付いて解説します。
「お邪魔させていただきます」とは?意味
「お邪魔させていただきます」とは相手の所へ行かせてもらうという意味です。
本当に作業などの邪魔をするというわけではなく、自分がそこに行くことで相手は対応せざるを得なくなるので、それに人手を割かせてしまうことをお邪魔すると表現しています。
そのため邪魔をしに行くという悪い意味ではなく、あなたの所に行かせてもらいます、訪問させてもらいますという意味を持つ言葉です。
「お邪魔させていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
相手の所へ訪問する予定がある場合に、行かせてもらいますと伝えるために使います。
邪魔になるとは思いますが伺わせてもらいますというような意味になるので、とても謙遜している表現です。
何日の何時に訪問しますよと予定を伝える時にも使えますが、建物や部屋に入る時にも使えます。
予定を伝える時には他の言葉と併せて使いますが、建物や部屋に入る時に使う場合は「お邪魔させていただきます」という言葉だけを言い切る形です。
「お邪魔させていただきます」を使った例文
・『週明けの午後3時頃にお邪魔させていただきますのでよろしくお願いいたします』
・『今度ご挨拶にお邪魔させていただきます』
「お邪魔させていただきます」の類語や言い換え
「失礼させていただきます」は自分の行動が相手にとって迷惑をかけると謙遜する意味合いも含めて、意味が非常に近い類語です。
また「お邪魔させていただきます」は相手を訪問する場合にだけ使う言葉ですが、「失礼させていただきます」は訪問する際にも逆に立ち去る時にも使えます。
訪問することを伝える言葉としては「伺わせていただきます」や「訪問させていただきます」と言い換えるのも良いでしょう。
まとめ
仕事で相手を訪問することになる機会は多いので、「お邪魔させていただきます」は他の人から使われることも自分が使うことも多い言葉です。
特に姿や声が伝わらないメールでのやり取りでは、多少大げさにでも謙虚に礼儀正しい言葉遣いが大事となるので、メールで訪問を伝える際には優先して使えます。