ある物を人に渡されたようなシチュエーションでは、「お預かりしました」という表現が使われます。
責任が伴うこの表現の使い方、そして正しい言い換えはどんなものがあるのかを確かめて行きましょう。
「お預かりしました」とは?
何らかの品物や場所を引き受けた上に責任を持って管理していくことを、相手に敬意を込めて伝える時の表現です。
「お預かりしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
顧客が出掛ける時に店舗の係員に手荷物を預けたり、担当社員に重要書類を手渡すような状況があります。
車や部屋など、より大きなものを預けられることもあるでしょう。
そんな場面で荷物などを受け取った担当者が、顧客に対し「お預かりしました」と敬意をもって伝えるのが通常です。
預けられた側は責任を持って、それを適切に管理して行く必要があります。
この言い方でも通常は支障ないですが、目上に対してはもっとへりくだった表現を使う必要も出るかもしれません。
「お預かりしました」を使った例文
・『品物をお預かりしましたが、どちらに保管すれば宜しいでしょうか』
・『お客様のお連れの方の荷物も、たしかにお預かりしました』
「お預かりしました」の類語や言い替え
「お預かりいたしました」は、するのへりくだった言い方「致す」を用いた、一層丁寧になる表現です。
「お引き受けしました」は、自分が責任を持って品物を管理していく意味の「引き受け」を使っている丁寧な言い方になります。
「お受け取りしました」は、渡された物を手にしたことを表す「受け取り」を用いて、上記と似た意味になる表現です。
まとめ
人から品物を渡されて管理をしていくことを伝える際に、「お預かりしました」を言うことになります。
預かったものは責任を持って管理していくのが通常です。
言い換えるならば「お引き受けしました」などの言い方を使ってみるのが良いと考えられます。