この記事では、「お願いできればありがたいです」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「お願いできればありがたいです」とは?
「お願いできればありがたいです」は、相手にお願いごとをする丁寧な表現です。
「お願い+できれば+ありがたい+です」で成り立っている語で、「お願い」の「お」は謙譲語の接頭辞、「願い」は「願う」の連用形、「できれば」は「可能である」という意味の「できる」の仮定形「できれ」+接続助詞「ば」、「ありがたい」は「滅多にないことと思い感謝する」、「です」は丁寧語、全体で「お願いすることが可能ならば滅多にないことと思い感謝する」の敬語表現になります。
「お願いできればありがたいです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お願いできればありがたいです」は、ある作業を相手にやって欲しい時、自分の仕事を相手に手伝ってもらいたい時、ある条件や注意事項を守って欲しい時などに使われます。
お願いする表現ですので「お忙しいところ大変恐縮ですが」などのクッション言葉を使いましょう。
全体的に口語的ですので、目上の人や社外の人には丁寧に言い換えましょう。
「お願いできればありがたいです」の正しい文章表現
「お願いできればありがたいです」の正し文章表現は以下の通りです。
・『お願いできますと幸甚に存じます』
もっとも丁寧な表現のひとつを紹介します。
「幸甚」は「この上ない幸せ」、「存じます」は動詞「思う」の謙譲語「存ずる」の連用形「存じ」に、丁寧語「ます」が付いた語、全体で「お願いすることが可能ならばこの上ない幸せに思う」の敬語表現になります。
「お願いできればありがたいです」を使った例文
「お願いできればありがたいです」を使った例文は以下の通りです。
・『今週中に申し込み書のご提出をお願いできればありがたいです』
・『出来る限り早く修理をお願いできればありがたいです』
・『会議の開始時間の変更をお願いできればありがたいです』
「お願いできればありがたいです」の類語や言い替え
「お願いできればありがたいです」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『お願いできますと幸いに存じます』
・『〜願えればありがたく存じます』
・『〜していただけますと幸いに存じます』
まとめ
今回は「お願いできればありがたいです」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
