「かくいう私も」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「かくいう私も」とは? ビジネス用語

「かくいう私も」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「かくいう私も」とは?

「かくいう私も」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて「このような発言をしております私に関しても」あるいは「このように言っている私でさえも」などという意味合いで使われている表現です。

漢字では「斯くいう」と表記する「かくいう」という語は「こんな風に」ないし「このように」などという意味をもち、一般的にはテレビドラマなどで「斯くなる上は」などという言い回しで知られている語句で、「最終的には」などというニュアンスで使用されています。


「かくいう私も」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「かくいう私も」とは、「今となってはこんなことを言っている私ではございますが」もしくは「紆余曲折(うよきょくせつ)ございましたが私自身におきましても」などという意味合いで使われている表現です。

ビジネス上で他所から見ると順風満帆に見えていたり、欠陥や不具合などがまったくないように見えている状況において、以前の自分や成長段階にあった自身の取り組み方などについて言及することができる言い回しで、もう一方で自らの稚拙だった技能や改善された手法などについても触れておく必要があります。


「かくいう私も」を使った例文

・『現在ではプロジェクトリーダーを任せていただいておりますが、かくいう私も入社当初は右も左も分からない未熟者でございました』
・『かくいう私も営業部に配属された当時は苦難の連続でございましたが、関係各所からの温かい支えにより成長することができた次第でございます』

「かくいう私も」の類語や言い替え

・『このように言っている私自身も』
・『今ではこのような発言ができる小生ですが』
・『ここに至るまでの私自身においては』

まとめ

「かくいう私も」とは、ビジネスシーンにおいて「このような状況である私自身においても」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じて違和感のないように使いこなしましょう。

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