この記事では「からと思って」について解説をします。
「からと思って」とは?意味
ある事柄の後にと考えて、という意味です。
「から」は空間的起点や時間的起点を表します。
物事のはじまるところを表す言葉です。
「思っ」はある事柄について考えるという意味です。
「からと思って」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄があってから何かをしようと考えているとき、また考えていたときに用います。
たとえば、ある場所に電話をしようとAさんが考えていたとします。
もう少しでお昼になるところです。
自分はお昼休憩を取りたいし、電話をかける相手は休憩に入るだろうかと考えて、電話をかけるのは昼食を食べてからにすることにしました。
しかし、これはよくなかったようです。
すぐに電話をしなかったことを上司に指摘されてしまいました。
そのときに、なぜすぐに電話をしなかったのかと問われました。
それに対して「昼食を食べてからと思っておりました」とAさんは答えました。
こういった使い方をする言葉です。
この例は過去についてですが、これから何かをしようとしているときにも、この言葉を使うことはできます。
Bさんはあるところに電話をかけるつもりでいます。
電話をかける相手は休憩に入るころだと思われるので、休憩が終わるころに電話をかけることにしました。
このさまを「電話をかけるのは休憩が終わってからと思っております」と表現します。
「からと思って」を使った例文
・『作業をはじめるのは荷物が届いてからと思っております』
「からと思って」の返答や返信
何を話題にしているかによって返答の内容は変わります。
これからこういったことをしようと思っているという場合ならば、それに対しての自分の考えを述べます。
荷物が届いてから作業をはじめるというのなら、「そうしてください」と伝えるとよいでしょう。
後で電話をかけようと考えているという場合、それで差し支えないなら電話をかけるのは後にしてもらって、すぐにでも電話をかけて欲しいなら今行動をしてもらいましょう。
まとめ
この言葉は、ある事柄があってから何かをするつもりの場合や、何かがあってから行動したときに用いるものです。
自分の考えを表すことができます。