この記事では「このたびのご栄転」について解説をします。
「このたびのご栄転」とは?意味
今回、これまでよりも高い地位・役職に就いて、という意味です。
「このたび」には、今回という意味があります。
物事が行われるときや、物事が行われたときが近いことを表します。
「ご栄転」は「栄転」を敬意を込めた言い方にしたものです。
「ご」を他人の行為や持ち物などを表す言葉につけて、その人へ尊敬の意を表しています。
「栄転」は、これまでよりも高い地位や役職に就くことです。
また、同じ組織の中で他の任地や職務に変わることを、相手を敬っていう語としても用いることがあります。
「このたびのご栄転」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、栄転を祝福するときに使用をします。
この後にはお祝いの言葉を述べます。
栄転は、本人にとって望ましいときに使用をします。
地位や役職が今までよりも高くなった場合は、栄転といえます。
地位や役職が変わっても、それが今までよりも低くなってしまったときは栄転ではありません。
本人の状況を考えて、お祝いの言葉を伝えた方がよいか判断をしてください。
望ましい事柄があったときには、お祝いの言葉を贈ると喜んでもらえるでしょう。
上司に対しては、これまでお世話になったお礼を伝えると、心のこもったメッセージとなります。
社外の人に対しては、相手との具体的なエピソードがあればそれを伝えると、印象に残りやすいメッセージになります。
「このたびのご栄転」を使った例文
・『このたびのご栄転おめでとうございます』
「このたびのご栄転」の返答や返信
お祝いの言葉をもらったことへお礼を伝えます。
親しい仲であれば、メールや電話で伝えてもよいでしょう。
お祝いの言葉をもらった当日中に、遅くても翌日には連絡をすることが望ましいです。
手紙をもらったときは、手紙でお礼を伝えます。
お祝いの言葉をもらってから3日以内を目安に出しましょう。
字を上手に書けなくても、丁寧に書けば気持ちは伝わります。
まとめ
この言葉は、地位や役職が高くなった人に対して伝えるものです。
相手にとって望ましい結果となっているときにだけ伝えるものである点に気をつけてください。