「この場に及んで」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「この場に及んで」とは? ビジネス用語

「この場に及んで」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「この場に及んで」とは?

「この場に及んで」とは、ビジネス上で使う会話やメールなどにおいて「この段階になってなおのこと」あるいは「せっかくここまでたどり着いたのにもかかわらず」などという意味合いで使われている表現です。

ビジネスを進めていく流れの最終局面で大きな問題や欠陥などが発覚してしまった場合などに用いられている文言で、「このような事態になってしまってから今更言われても」などというニュアンスで使用されています。


「この場に及んで」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「この場に及んで」とは、「ゴールまで目前に迫りながらも」または「今の今になって初めて」などという意味合いで用いられている言い回しです。

「この期に及んで」とという語句とほぼ同じようなニュアンスで使われている「この場に及んで」とは、「特定の事態や事象などが目の前までいよいよ差し迫っている」さまや「その時点ではもうどうすることもできない」様子などを示す言葉で、ビジネスにおいては「事業や任務などにおけるもっとも大事な場面に差し掛かって」ないし「すでに調整が終わっているのに」などという意味をもつ表現として用いられており、同時に発生してしまった不具合や不備の内容についても併記しておく必要があります。


「この場に及んで」を使った例文

・『お約束いただいておりました来週の商談ですが、恐縮ではございますがこの場に及んで開始時間の変更をお願いしたいと存じます』
・『この場に及んで大変失礼いたしますが、明日開店を控えております弊社の販売店舗に御社の商品を緊急発送していただきたいのですが、可能でしょうか』

「この場に及んで」の類語や言い替え

・『最終コーナーを回っているのにもかかわらず』
・『ゴールを目の前にして』
・『完成間近の段階において』

まとめ

「この場に及んで」とは、ビジネスシーンにおいて「もっと早ければ何とか対応することができましたが」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて上手に使いこなしましょう。

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