ここでは「この度は弊社掲載物件へのお問合せをいただきまして」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「この度は弊社掲載物件へのお問合せをいただきまして」とは?
「この度は弊社掲載物件へのお問合せをいただきまして」は、不動産業者が紙面で、または管理するWebサイト上に掲載していた物件に関しての問い合わせを受けた際の返答に用いられます。
つまり、一般には使われることになると考えてよく、用いるのは不動産業者になります。
そして、問い合わせになる内容を伝えたことへの返答の書き出しに使われるため、「この度は弊社掲載物件へのお問合せをいただきまして、ありがとうございます」と、その問い合わせ自体に対する感謝の表現を後に続けて用いられるのが通例です。
肝心の回答内容はこの後に改めて述べられることになります。
「この度は弊社掲載物件へのお問合せをいただきまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「この度は弊社掲載物件へのお問合せをいただきまして」と使われるのは、その問い合わせをしたからこそなので、それに対する返答にて使われる表現です。
先のように、紙面での広告やWebサイトに該当の物件を掲載していたからこそ用いられるため、これに続けて聞きたかった内容が続いていると考えていいでしょう。
口語、文章のどちらでも使える表現のため、電話での回答になった時に相手からの最初の軽い挨拶に続けてこのように用いてくることも少なくなく、何かしらの広告を見て問い合わせをしてきた人に対してその返答を行う際の定型表現です。
よって、後に続けることの多い「ありがとうございます」までが定型文となります。
「この度は弊社掲載物件へのお問合せをいただきまして」を使った例文
・『この度は弊社掲載物件へのお問合せをいただきまして、誠にありがとうございます。そちらの物件を担当しております○○と申します』
・『この度は弊社掲載物件へのお問合せをいただきまして、ありがとうございます。その物件ですが、申し訳ありませんが既に入居者が決まってしまいました』
「この度は弊社掲載物件へのお問合せをいただきまして」の類語や言い替え
・『この度は弊社物件へのお問合せをいただきまして』
このような形にすると、担当している物件への問い合わせをもらった場合全般に用いることができます。
つまり、自社が管理しているそれへの問い合わせに対する返答時に幅広く使える表現です。
まとめ
「この度は弊社掲載物件へのお問合せをいただきまして」は、紙面やWebサイト上に掲載した自社の管理物件への問い合わせに対する返答時に使う表現です。
使い方が限られているため、不動産業者でないと用いることはないので、主として使われる側になると考えておいていいでしょう。