今やビジネスにおいて必須のツールとなった電子メールことメールですが、メールアドレスの変更を余儀なくされることもあります。
「これからはこのアドレスにメールを送ってください」は、そのような場合に使用するフレーズであり、これより詳しく解説いたします。
「これからはこのアドレスにメールを送ってください」とは?
「これからは」とは、具体的には「このフレーズを伝えられた、または見た直後から」という意味になります。
このフレーズは、口頭でもメールなどの文章でも使用可能なためです。
「アドレス」は当然「メールアドレス」を意味しており、この場合は新しい「アドレス」を意味しているものと考えられます。
また、「メール」は言うまでもなく「電子メール」のことです。
そして、最後の「送ってください」は、「〜してくれる」を意味する尊敬表現補助動詞「くださる」の命令形「ください」を用いた、丁寧な相手への依頼表現になります。
以上のことから、このフレーズは、「これからは、この新しいメールアドレスにメールを送ってほしい」ということを尊敬表現を用いて依頼している内容だとわかります。
「これからはこのアドレスにメールを送ってください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
何らかの理由で、自分のメールアドレスが変更になり、それを相手に伝えるためのフレーズです。
ビジネスにおいて、メールアドレスは今や携帯の電話番号と同等かそれ以上に重要な情報ですから、変更した場合にはすぐに相手に伝える必要があり、その中で使用されます。
既に触れたように、口頭でも文中でも使用可能ですが、口頭で使用される場合には、「このアドレスに」という表現があるため、アドレスはメモなどに記載して渡す必要があります。
「これからはこのアドレスにメールを送ってください」を使った例文
それでは、実際に使用される可能性があるフレーズを以下に挙げてみましょう。
・『転職いたしましたので、これからはこのアドレスにメールを送ってください』
・『プロバイダーを変えたので、これからはこのアドレスにメールを送ってください』
・『担当者が変更になったため、これからはこのアドレスにメールを送ってください』
「これからはこのアドレスにメールを送ってください」の言い替え
このフレーズは以下のような形で言い替え可能です。
・「これ以降はこの宛先にメールしていただきたく存じます」
「メールを送ってください」を、「メールして欲しいと思います」という謙譲表現である、「メールしていただきたく存じます」で言い替えています。
・「このメールアドレスに変更になりましたので、ご対応の程よろしくお願いいたします」
シンプルに「変更になったので、対応して欲しい」と伝えることで言い替えています。
まとめ
「これからはこのアドレスにメールを送ってください」とは、メールアドレスが変更になったことを伝え、相手にそのアドレスにメールを送ってほしいと依頼するためのフレーズです。
