「ご登壇いただきます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご登壇いただきます」とは?
「ご登壇いただきます」は、登壇もしくは講演してもらう場面で使用できる言葉です。
「登壇」は、「壇の上に登ること」を意味します。
これを熟語にして、接頭語を付けたのが「ご登壇」です。
このように表現すれば、相手への敬意を含む単語になります。
また、ビジネスで「ご登壇」とした場合、それは「講演」や「演説」を意味します。
つまり、目的もなく壇上に上がることはなく、壇上に上がる目的の大半が「講演」や「演説」なのです。
そのため、「登壇」という間接的な表現を使って、「講演」や「演説」を指し示す事ができるのです。
なお、ここでは「いただきます」という敬語を使っています。
これは「もらう」を意味する謙譲語に、丁寧語の「ます」を付与しているのです。
「ご登壇いただきます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ご登壇いただきます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるセミナーを開催したとします。
そのセミナーには、基調講演として有名な教授を招いていたのでした。
このような場合には、「今回のセミナーでは高名な教授にご登壇いただきます」と述べるとよいでしょう。
これにより、講演してもらうことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「いただきます」の使い方に注意しましょう。
これに「する」を組み入れて「登壇していただきます」と表現することも可能です。
どちらも同じ意味ですが、印象の異なる謙譲表現にできるのです。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「ご登壇いただきます」を使った例文
「ご登壇いただきます」を使った例文を挙げます。
例文のように、組み合わせる言葉によって、意味や印象に変化が生じるのです。
・『高名な教授にご登壇いただきます』
・『それでは順番に、ご登壇いただきます』
・『決起会では、部長にもご登壇いただきます』
「ご登壇いただきます」の類語と敬語での言いかえ
「ご登壇いただきます」の類語と敬語を解説していきます。
「ご登壇いただきます」の類似表現
「ご登壇いただきます」の類似表現には、「ご講演いただきます」があります。
「ご登壇」と「ご講演」は、使い方によっては同じ意味になるのです。
「ご登壇いただきます」の敬語表現
「ご登壇いただきます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ご登壇くださいます」に言いかえできます。
まとめ
このように「ご登壇いただきます」は、登壇もしくは講演してもらう場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。