新しい情報をお伝えしたい時に、どのような敬語を選ぶべきか迷うことがあります。
「ご一報いたします」の正しい使い方と類似表現をチェックしていきましょう。
「ご一報いたします」とは?
この場合の「ご一報」とは、新たなお知らせを示しています。
臨時で新しいニュースを届けたい時、あるいは変化があったので先方に新しい事案をお届けしたい時に使われています。
また「いたします」は「します」の丁寧な表現です。
そのため「ご一報いたします」で「お知らせします」と解釈ができます。
静々と通知をおこなう際の、ひと言といえるでしょう。
「ご一報いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
変更点があったのでいち早く連絡したい時、また追加で新しいことをお伝えしたい時に取り入れられているのが「ご一報いたします」にあたります。
いきなり本題に入るのは野暮なので、こうした文を前に入れてから、発信されています。
一方で「ご一報いたします」は自分から何かを連絡する時の言い方です。
相手の発信に対しては使わないので、気を付けておきましょう。
また報告する内容は、誰が見ても分かりやすいよう体裁を整えておくなど、中身にこだわることも大切です。
正確に伝わるよう意識しておきましょう。
「ご一報いたします」を使った例文
・『続報が入りましたので、ご一報いたします』
・『変更点がございますので、ご一報いたします』
「ご一報いたします」の類語や言い替え
似ている表現に「ご報告いたします」があります。
上司に本日の進捗具合について、お伝えする時の表現です。
緊急のトラブルが起きて、直属の上司にお伝えする際も使えます。
そうした際は「緊急案件」などメールのタイトルに、いつもとは違う表現を混ぜておくと、伝わりやすい文になるでしょう。
言い替えに「ご連絡いたします」があります。
まとめ
「ご一報いたします」を解説しました。
色々な表現を学んでおくと、敬語の達人になれます。
正しい意味を知って、言葉の上級者を目指しましょう。