「ご了承いただけますようお願いいたします」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご了承いただけますようお願いいたします」とは? ビジネス用語

この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの、「ご了承いただけますようお願いいたします」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。

「ご了承いただけますようお願いいたします」とは?

「ご了承いただけますようお願いいたします」のフレーズにおける「ご了承」は、「事情を理解して受け入れること、許可すること」を意味する「了承」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。

次の「いただけますよう」は、「もらう」の謙譲語である「いただく」の可能性表現に、丁寧語の「ます」と、断定を避ける婉曲表現の「よう」が付けられたものです。

そして、最後の「お願いいたします」「願う」に接頭辞の「お」が付けられ、その後ろに「する」の謙譲語の「いたす」と、丁寧語の「ます」が付けられた表現です。

以上より、「ご了承いただけますようお願いいたします」のフレーズは「事情を理解して受け入れてもらうようお願いする」との意味の丁寧な敬語表現となります。


「ご了承いただけますようお願いいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご了承いただけますようお願いいたします」のフレーズは、目上の人に対して「理解してほしい」とお願いする表現で、一般的には会話等の口頭ではなく、メール等の書き言葉で使われる表現です。

このフレーズは、具体的には自分や自分の会社の都合を受け入れてほしい時や、自分や自分の会社で決めたことを許可してほしいとお願いする際によく使われます。


「ご了承いただけますようお願いいたします」を使った例文

・『開封後のご返品には対応しかねますことを、ご了承いただけますようお願いいたします』
・『弊社は8月11日〜16日の期間、お盆休みとなりますので、ご了承いただけますようお願いいたします』

「ご了承いただけますようお願いいたします」の類語や言い換え

「ご了承」の類語としては「ご了解」「ご理解」が挙げられます。

したがって、このフレーズは「ご了解いただけますようお願いいたします」「ご理解いただけますようお願いいたします」と言い換えることができます。

また、「ご了承くださいますようお願いいたします」「ご了承いただけますようお願い申し上げます」等と言い換えることもできます。

まとめ

「ご了承いただけますようお願いいたします」のフレーズは「事情を理解して受け入れてもらうようお願いする」との意味の丁寧な敬語表現です。

端的に言えば、「理解してほしい」とお願いする敬語表現のフレーズです。

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