この記事では、「ご予定いかがでしょうか」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「ご予定いかがでしょうか」とは?
「ご予定いかがでしょうか」は、相手の予定のよしあしを尋ねる丁寧な表現です。
「ご予定+いかが+でしょうか」で成り立っている語で、「ご予定」の「ご」は美化語の接頭辞、「予定」は「行事や行動を前もって定めること」、「いかが」は「如何」と書き「成り行きや状態、不明な内容などを示す語」、「でしょうか」は丁寧語「です」の未然形「でしょ」に、推量の意味の「う」、疑問の終助詞「か」が付いた語、全体で「前もって定めた行事や予定はどのようだろうか」の敬語表現になります。
「ご予定いかがでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご予定いかがでしょうか」は、相手にお願い事がある時、イベントに誘いたい時、日程を調整する時などに使われます。
相手の都合がはっきりしない時に確かめる表現ですが、漠然と尋ねるよりも幾つか候補の日にちを提示した方が相手も返事しやすくなります。
「ご予定いかがでしょうか」の正しい文章表現
「ご予定いかがでしょうか」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『ご都合のほどいかがでしょうか』
「都合」は「予定を調整すること」、「ほど」は断定を避け意味をやわらげる語、全体で「予定の調整の付け具合はどのようだろうか」の敬語表現で、より丁寧さが増します。
「ご予定いかがでしょうか」を使った例文
「ご予定いかがでしょうか」を使った例文は以下の通りです。
・『下記のいずれかの日程で打ち合わせをしたく存じますが、ご予定いかがでしょうか』
・『新料金プランについてご説明に伺いたいのですが、ご予定いかがでしょうか』
・『新任の担当者とご挨拶に伺いたく存じますが、ご予定いかがでしょうか』
「ご予定いかがでしょうか」の類語や言い替え
「ご予定いかがでしょうか」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『ご都合いかがでしょうか』
・『他にご予定ございますか』
・『ご不都合ございませんか』
まとめ
今回は「ご予定いかがでしょうか」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
